爆発する星(岡本太郎さん)

岡本太郎さん(芸術家)

4 27 48 戌亥 禄存星 天報星
龍高星 玉堂星 牽牛星
天胡星 司禄星 天極星

※生年中殺

「芸術は爆発だ!」という言葉を芸術界に残し、世界の夜明けにふさわしい作品をつくり続けた岡本太郎。
斬新で奇抜なアイディアと特異で不思議なキャラクター。
著書「今日の芸術」の中では、「うまくあってはならない。きれいであってはならない。ここちよくあってはならない。」と宣言しています。「これは手先の巧さ、美しさ、心地よさは、芸術の本質とは全く関係がなく、むしろいやったらしさや不快感を含め、見る者を激しく引きつけ圧倒する事こそが真の芸術」と語っています。
常識を逸脱したセンスと思想で、人間岡本太郎として生涯を貫いてきました。
彼の情熱の原動力とは?宿命図を見てみましょう。


 4番「丁卯」は色気ある番号です。特に女性が持つと色気があると言われていますが、男性でも醸し出しているように感じます。戌亥天中殺、天胡星もありますからかなりの精神主義者です。
いざ決意すると、大胆さと迫力ある行動力を示し、自分の理想、ロマンが行動の原点。
夢追い人で休まる時がない。離郷で成功。海外雄飛も大成の道にあり。と、岡本太郎そのものを言い表しているかのような文言ですね。丁卯の模範生のようです。
芸術や学問の世界が居心地のいい場所となるので、芸術家になったのは必然でしょう。
まったく新しいものを生み出す才能もありますから、見事に発揮されたのでしょう。

心の27番「庚寅」も人生に高い理想を持っていて、現実とのギャップに悩みが生じやすいです。
大きすぎる夢。それが当たり前に用意されている宿命です。
社会の48番「辛亥」は才能干支。霊的な精神構造、人を見る目のある特殊能力です。

戌亥生年中殺は、両親の気がどちらかに大きく偏ったケースの結婚から生まれる宿命になります。
早い親離れができ、孤独と引き換えに成功を得ます。
実際に太郎の母かの子は、「夫」と「愛人」と同居していました。大きく偏っていますね。。。
自分の母親が夫だけでなく愛人まで作ってしかも同居しているのですから、
これは幼い太郎にとってはかなり衝撃だったでしょう。
太郎が「独身主義」を貫き、自由であることへの想いが募っていたのもこの家庭環境が原因ではなかったのでしょうか。
宿命上、配偶者は中殺されており、例え結婚を選んでいたとしてもまっとうな関係は築けませんでしたから、
独身主義は、自然な選択だったと感じます。

岡本太郎は両親とともにパリにいき、ひとり寄宿舎で生活していますし、先に両親は日本へ帰国していますからこの宿命の通り早い生家離れと自立、そして異国でひとり孤独を感じたことで才能を発揮できました。

火性の玉堂星は、内面に大きな矛盾と葛藤を持っています。
無から有を生み出す力、この世に存在していないものを生み出す力で単なるアイディアではない。
神に生かされていながら神に味方してもらえない。その悲しみが形を変えて創造の原点となる。と、ありますが、岡本太郎そのものを言い表しているようでゾクっとします。
龍高星もまた、違和感や距離感のある矛盾構造となっていて、不安と不満が原点です。
固定概念にとらわれない柔軟な発想力もあります。人からはもちろん理解されにくい広大な夢があります。
この玉堂星×龍高星の組み合わせは、力量以上の作品を残したり、不思議な芸術的感性として才能を発揮できます。
これも見事に当てはまっています。
芸術家になるべくして、生まれた。
芸術というものを根本的に変えたい!という情熱で、この日をわざわざ選んで、太郎は生まれてきたのでしょう。
そのためにふさわしい環境(両親)を選んだ。
この宿命には必然性を感じます。

そして何度か出てきた火性の司禄星は、カリスマを作るエネルギーですし、魅力ゆえに他人の運命を狂わせるようなこともある。とあります。禄存星は、人生が激しく燃えて爆発するような生き方になる可能性を持っている。とあり、まさに「芸術は爆発だ!」ですね。

あと特筆すべきは、「牽牛星中殺」ですね。これも太郎が独身を貫いた理由だろうと思います。
牽牛星中殺は家庭をつくることに苦労し、望まない相手との生活を余儀なくされる運命にあり、そして次々と相手を探し求めるようなこともあります。太郎が本能的に「結婚」に囚われたくなかったのも、ここから来ているのでしょう。
そして「王家の反逆児」とも呼ばれる中殺で何かあったときは突然反体制に変身します。
これも岡本太郎の革新的な芸術をよく示していると思います。
また、「禄存星中殺」こちらもややこしい中殺現象です。
愛情が盲目になり、愛すべき人とそうでない人の区別がつかなくなる。相性のいい人と一緒になれないという業があります。
こちらの中殺は、父縁からの宿業によると考えられ、原則的に父縁の薄い子供になり、父への愛情の渇望が愛情中殺現象を引き起こしてしまうのです。
天報星中殺は、すばらしい吸収力となり、趣味や勉強の世界では能力をいかんなく発揮できます。
すぐれた吸収力は、常人ではみえないものまで吸収してしまうこともありますから、
ものすごいエネルギーで吸い取っていったのでしょうね。

太郎氏のエネルギーは、天報星(3点)、天極星(2点)、天胡星(4点)とかなり控えめです。
そして感性と受容性、美に満ちたエネルギーばかりなので、まさに芸術家にふさわしいです。
繊細で、傷つきやすくて脆い女性的な部分もあったでしょう。

どこをとっても、岡本太郎ここにあり!という宿命でした。
見事にこの宿命をコントロールし、最後まで岡本太郎的人生を貫いた生き様は、誰も真似できるものではありません。

岡本太郎さんの名言を別コンテンツ(心に響く言葉)でまとめていますので、そちらもご覧ください。「プチ」算命学なので、簡単にこの辺で。個人鑑定では、より一歩踏み込んだ、「深層世界」の鑑定をいたします。興味のある方はぜひメールをください。