女優と奉仕の星(オードリーヘップバーンさん)

オードリー・ヘップバーンさん(女優)

46 5 6 寅卯 貫索星 天将星
鳳閣星 石門星 玉堂星
天貴星 石門星 天堂星

※大半会

オードリーヘップバーンといえば数々の映画の名作に出演している大女優。
「ティファニーに朝食を」「ローマの休日」「麗しのサブリナ」など、くるっとした大きな印象的な瞳と、細く長い手足、凛とした笑顔に世界中が魅了されました。人生の前半は主に、女優業に努めましたが、後半生はほとんどをユニセフの活動に貢献します。
1992年終わりには、ユニセフ親善大使としての活動に対して、アメリカ合衆国における文民への最高勲章である大統領自由勲章を授与されました。

人生の後半から大きく使命が変わったようですが、
どのような宿命背景を選んで彼女は生まれたのか・・・・。ドアを開いてみましょう。

「己酉」は開拓者運を持つ。自分の道を自分で切り開いていく。確実に一歩一歩進む。相当な努力家。
新天地を求めて、そこに根を下ろし、長い時間かけてその場を切り開いていくのが宿命。
海外でも成功。努力が鍵になる宿命です。広い心をもつお人好しで、人を育てる才もあります。ヘップバーンの美学の根底には「相当な努力」が隠されていたのですね。「戊辰」も、独立独歩で自分独自の世界を築いていく強い精神の持ち主です。強い精神力で自分の自分で切り開く人。なかなか、強い意志力と「自分の道」にこだわるような人柄を感じます。

そして、宿命の大半会は「金半会」といって、周りを巻き込んでひとつのことに向かう強さは相当なものになります。動き出すと止まらず、どんどん周りを巻き込みます。これまでにない新しいものを作り出す可能性に溢れています。相当に、内面は頑固な人でしょう。エネルギーもハイパワーで、エネルギッシュに現実を生きていく人です。

ヘップバーンの父ジョセフは彼女の幼少時に家族を捨てて家出しています。
両親の不和や不安定な家庭環境でした。しかし彼女の宿命では父は自分を支える大事な存在。
ということもあってでしょうか、1960年代(ヘップバーン30代の時)になると、赤十字社の活動を通じて父ジョゼフとダブリンで再会しており、父が死去するまで連絡を保ち、経済的な援助を続けたそうです。

大戦中には栄養失調に苦しみ、重度の貧血と呼吸器障害、浮腫に悩まされたとあります。後にヘプバーンは回顧インタビューで「駅で貨車に詰め込まれて輸送されるユダヤ人たちを何度も目にしました。とくにはっきりと覚えているのが一人の少年です。青白い顔色と透き通るような金髪で、両親と共に駅のプラットフォームに立ち尽くしていました。そして、身の丈にあわない大きすぎるコートを身につけたその少年は列車の中へと呑み込まれていきました。そのときの私は少年を見届けることしか出来ない無力な子供だったのです」と語り、この戦争体験が、のちのユニセフでの活動につながっています。

1944年ごろにはヘップバーンはバレリーナとなっていました。オランダの反ドイツレジスタンスのために、秘密裏に公演を行って資金稼ぎに協力していたようです。第二次世界大戦後はオランダ有数のバレリーナになっています。
彼女が学んだランバート・バレエ団のランバートはヘプバーンがこのままバレエの世界で成功するだろうと請け合っていました。ただしヘプバーンの170cmという身長と、第二次世界大戦下の成長期に十分な栄養が摂れなかったことから、ヘプバーンがプリマ・バレリーナになることは難しいかもしれないという懸念ありました。ランバートは「彼女(ヘプバーン)は大変な努力家でした。もし彼女がバレエを続けていたとしても、素晴らしいバレリーナとなったことでしょう」と語っています。

私生活では2回の結婚、出産を経験しています。
恋多き女として、女性としての人生も華々しいものでした。
これだけ魅力的な方ですから、当然ですね・・・。

さて、目立つのは石門星。
仲間を取り囲んでの自我です。変身自我。人間関係が大事な宿命です。天性の社交性もあります。
石門星には、「女優的」意味があり、(実際女優、俳優に多い星です)
違う自分になって、社会を生きるところがあります。
自分と相手を同一視してしまうがゆえの苦悩が多いです。
彼女は石門星の数値が非常に高いので、仲間を守ろうとする思いが強く、横のつながりを大事にします。

北の貫索星は、マイペースで、どんな時も自分が崩れません。確固たる自分を持っています。
彼女の精神のたどり着く先にある星です。
天将星エネルギーもあり、困難は暗示されていますが、それを乗り越える強さもあります。
がんばって、がんばって、自分の道を行く人ですね。

土性の石門星は、グループの中心的存在として役割を果たすことができます。
近付いてくるものを仲間に入れようとする力があり、巻き込んで拡大します。
仲間のために何ができるのか、それを満たすことが役割です。
そして土星の鳳閣星は、人を育て、感化する教育の才能があります。
生まれながらの人徳を持ち、知性も与えられています。
「石門星」と「天将星」でトップにたてる組み合わせもありますね。


大戦中に苦しんだ少女時代の自分と、発展途上国の子供たちを重ね合わせたのでしょうか。
彼女はユニセフでたくさんの国を訪問し、支援活動を行ってきました。
世界の恵まれない人々のために後半の人生を捧げた決意ある人。
それは、仲間を守る「愛」と、相当な「努力体質」、天性の「社交術」
そして、どんな人をも巻き込んでしまう吸引力があってこそでした。
彼女は生涯、人々の中にあり、人と人を結び、人間関係のなかで自分を活かしてきた人だと思いました。
宿命通りの人生を送られました。
彼女は、人のなかにいて、輝くのです。

そして何よりオードリーヘップバーンの素晴らしいところは、
仲間を巻き込んで拡大する「第2の自我=仲間意識」を、
私利私欲のために、使わず、世界平和のため、人々のために使ったということでしょう。
この仲間意識の強さは、自分の欲を満たすために使ってしまいがちでもあります。
しかし、彼女は世界平和に還元しました。その無償の愛の美しさははかりしれません。
ちなみに、オノヨーコさんも、同じように自我の強い宿命でしたが、やはり私利私欲に使わず、
平和運動家として、世の中に還元する生き方をされてらっしゃいます。
我欲をコントロールして、世界に与えるという力。
自分のために生きるのではなく、自分が愛した人々、そして平和という尋常でないスケールのために生きる。
その生き方が選べるかどうかが、宿命をどう活かすか?というポイントになってきます。

自分のための「才能」ではありません。その殻を破って、「人のための」才能に変える魔法。
素晴らしい生き方をされた人は、魔法をつかって世の中を美しくできるのです。
それが、大きな違いだと思います。

人のために、自分を捧げた人。
それは強く美しいオードリーヘップバーンの心そのものです。

オードリーヘップバーンさんの名言を別コンテンツ(心に響く言葉)でまとめていますので、そちらもご覧ください。個人鑑定でも、より一歩踏み込んだ、「深層世界」の鑑定をいたします。興味のある方はぜひメールをください。