平和を願う星(オノヨーコさん)

オノヨーコさん(アーティスト)

52 51 10 子丑 龍高星 天馳星
貫索星 調舒星 車騎星
天禄星 石門星 天将星


オノヨーコさんは1959年からニューヨークを拠点に「前衛芸術家」として様々な個展、パフォーマンスで活動してきた人です。ビートルズのジョンレノンと国際結婚し、2人で多くの作品を共作し、全世界から注目を集めました。
世界各地で古典を開くなど活動され、平和活動家としても活躍されており、「愛と平和」をジョンの魂とともに、今もなお伝えていらっしゃいます。ジョンレノンが銃殺された衝撃的事件では、全世界が言いようのない悲しみに包まれました。耐えられない苦難を強いられた壮絶な人生・・・。それは圧倒的な「愛と平和へのメッセージ」を表現し続ける理由であり、ジョンと共に生きていられる喜び、なのかもしれません。

52番乙卯は、「自分や家族を守る本能が強い。女性は強く現実的で知的、家庭的だが女性上位になりやすい。
女性は男性的になって結婚後は自分が上位になりやすい」干支です。
オノさんはジョンレノンと再婚する前に、二度の結婚、離婚を経験されています。
ジョンレノンは3人目の夫であり7歳年下でした。育児や家事をレノンが行い、ビジネスや家計に関しては、オノさんが行うという、男女逆の役割で結婚生活をしていたようです。こちらの宿命に合った選択だったように思います。
子丑天中殺は目上運は得られにくいのですが、その代わり目下運に恵まれますし、
子供や、自分が守るべきものに対しては常に意識が向き、面倒見もよくなります。
自分の身の回りのもの、人に異常な執着を示すようになります(自分と同一のものという感覚となり、切り離せない)
ので、家族を失った時の喪失感は、自身の死のように辛いことだったでしょう・・・。

そして自我の数値が高い。かなり偏った高さです。
マイペースでゆるぎない確固たる「自分」を持ち、その自分と近いもの、似ているものを
取り込み、「自我」をより強くします。それは、仲間であり、パートナーであり、家族だったりします。
自分の世界と似たようなものを求め、同一視する傾向があります。
「自分」と、そして「自分」の世界。
孤独を秘めた、しかし安らげる場所。
アートは自分自身の居場所であり、自分を同一できる美しい神聖な場所だったのではないかと思います。

彼女の作品「Cut Piece」は、観客が舞台上に座っているオノさんの衣服を、彼女が裸になるまで文字通り切るというものです。それは、作品を介して彼女の内的苦痛を伝えるという、彼女の作品にはよく見られるもののひとつです。
自身の人間としての苦痛を鎮めるため、観客にアート作品を完成させるための協力を求めると同時に、自身のアイデンティティを確立させようともしていたそうです。

それは、まさに、彼女の「自我」を観客、周りの人たちによって拡大する欲求であり、彼女の宿命通りの行為です。
そして、彼女の内的苦痛は、どこから来ているのでしょうか。

ジョンレノンにもありました、車騎星と調舒星の激突。こちらは激しい葛藤です。石門星があるので、葛藤は和らぐのですが、
いつも何かに向かって攻撃精神を発揮していないとエネルギーの消化が難しいものです。こちらの構造がありますから、この内部葛藤が原動力となり、芸術や平和活動(福祉)で才能を発揮できます。
木性の調舒星は、ものごとへの過敏な集中力です。好きな人ができるとのめり込みます。
周囲から理解されないこともしばしば起きますから、内面には孤独がつきまといます。
ですから、芸術で昇華していたのだと思います。

中年期に天将星があることは、なんだかの困難か、平凡には生きていられない状況になり、
大きなエネルギーで乗り越えるために用意されています。
スケールがあり、大将のエネルギーですから、生ぬるくは生きられません、ということです。
晩年期も天禄星があり、しっかりと地に足のついたエネルギーで、タフに生きられることでしょう。

社会に対しては、「役に立ちたい本能」で生きています。こちらもジョンレノンと一緒ですね。
人生においての目的感や、内面の葛藤など、お二人は理解しあえる不思議な感覚があったんだろうと思います。
この役に立ちたいという思いが、愛や平和を伝える活動として実になっています。

彼女の確固たる「自分」を持つ姿勢をうまく言い表している言葉が以下です。
ビートルズのポールより「彼女はただ、断固として自分自身であろうとしているだけなんだ。たいていの人よりもね」
それは、周りの人々も感じていたように、ゆるぎない自分を持つことを保ってきた人なんだなと思います。

自分自身を強く持つがゆえの孤独と苦悩。
この葛藤をアート作品に昇華し、ジョンレノンと運命的な出会いを果たし、
彼女は自分と「もうひとりの自分」に出会うことができたのだと思います。
大きな底なしの悲しみを乗り越えて、ジョンレノンと共に、オノヨーコさんは今尚、平和と愛のメッセージを
世界に送り続けています。

自分以上に、誰かのことを好きになる。
それは、確かに不安がつきまといます。
まったく知らなかった人が、自分の存在を超えて大切になってしまう。
そこに、「愛」の不思議さ、すばらしさを感じます。
自分自身ととことん向き合う人生だったからこそ、
愛する人を持つ大切さを感じていらっしゃったんだと思います。

まずは、自分のことをよく知って、本当の自分に近づく。
そしてその延長線上に、不思議な運命の出会いが待っているのではないかと思います。
オノヨーコさんとジョンレノンのような夫婦。憧れますね。
お互いを尊敬しあえるパートナーでいることは本当に素敵です。

オノヨーコさんの名言を別コンテンツ(心に響く言葉)でまとめていますので、そちらもご覧ください。「プチ」算命学なので、簡単にこの辺で。個人鑑定では、より一歩踏み込んだ、「深層世界」の鑑定をいたします。興味のある方はぜひメールをください。