オペラの星(マリア・カラスさん)

マリア・カラスさん(オペラ歌手)

46 60 60 寅卯 禄存星 天報星
鳳閣星 司禄星 司禄星
天貴星 禄存星 天報星

※律音

今日の誕生日12月2日はマリア・カラスさんです。ギリシャ系アメリ人のソプラノ歌手で、ニューヨークで生まれパリで没し、20世紀最高のソプラノ歌手とまで言われた実力の持ち主です。

歌手としても、女としても華やかな世界で生きた彼女の宿命に迫ってみましょう。

中々偏った宿命で、特徴があります。純粋、自然体で真っ直ぐな「律音」に愛情取得の禄存星と司禄星が異様な数値を持ちます。「愛されたい」欲望を抑えられません。その分「理解力」「共感力」に優れ、人の心を自然と掴む魅力的な人間性を持った人です。「愛」がテーマのような人生、ドラマティックに生きる舞台のような人生です。

己酉はオードリーヘップバーンさんと同じで、開拓者運を持つ人。自分で道を切り開き進んでいく頼もしい女性です。確実に一歩一歩進み、自努力がすべてです。海外でも成功というあたり、宿命通りの人生を歩まれました。律音の持つひたむきさと真っ直ぐな情熱も合わさると、夢を叶えるためには努力を惜しまない人になります。プライドのためにも頑張ります。

マリア・カラスの人生は波乱に満ちていました。幼少時代に母から受けた英才教育、そのストレスと過食症による激太り、厳しい母からの教育で自信を失くし暗い子供に、、そして声の不調による挫折、恋愛スキャンダル、最愛の男性から受けた裏切りなど、華やかな舞台とは真逆のダークな面も持っていました。

その厳しい「母」ですが、マリアカラスの命式に「母」の気はありません。母はマリアを産む前男の子を欲しがっていたようで、マリアへの愛情は薄かったといいます。マリアカラスはあまり「母」の血を濃く継いでいないようです。母の気がない=母がいないというわけではありません。母の気が多くでも母がいない方もいます。ここでの意味は、母がきちんとした母の役割をしない、できない。という捉え方でいいと思います。実際カラスをオペラ歌手に仕立てたのも、母の「金銭欲」からだった説もあるようです。真実は、わかりませんが・・・。母の気がない人は黙って目上や、他人がいったことを黙って聞ける人ではありません。基本的に自分が正しいと思った世界を信じます。常識破りな一面もあります。ですから母の教育はさぞカラスにとって苦しいものだったでしょう。

しかし彼女には「牽牛星」が隠れています。牽牛星はプライド。自分を律する力があり、そこで耐えれていたのだと思います。近くにいて大事な存在、影響をもらうのは「父」です。しかし父が事業に失敗すると母は迷わず離婚して、2人の子供を連れて故郷であるギリシャへ帰国しました。父と離れる、この「孤独感」は非常に辛いものだったと思います。

恋愛スキャンダルも多く噂されていますが、この宿命ですから致し方ないでしょう。愛情を引き寄せる構造ですから。色恋が人生のテーマのようですらあります。しかも天報星エネルギー2つは変化が相当激しい人生になります。右を選べば左が気になり、上を選べば下が気になります。安定した感情や状態を保つことは難しいです。しかし歌手としての才能としては素晴らしいものになります。2つの天報星はものすごい技術の吸収力になります。そして「天貴星」も素直で真面目に努力するエネルギーです。恋愛のゆらぎがなければ、素晴らしい才能と実力の人でしょう。

そして、ゼロというぐらい「自我」が薄い人です。自分がない。これは思い切った捨て身の行動力にもつながります。すこし危険な人にも感じます。自分の居場所がない苦しみゆえ、音楽や芸術に昇華していく・・・そんな芸術家は非常に多いです。

禄存星と司禄星の異常な数値は愛情を引き寄せますし、愛されたい願望にもなりますし、積極的に愛情を掴んでいく姿勢にもなります。恋多き女の宿命です。

26歳の時、当時不倫関係にあった28歳年上の男性と(略奪)結婚をします。この時の年運(家庭)は大半会。見事に大きく盛り上がっての「結婚」です。しかし翌年からは2年の天中殺。なんとなくギリギリな感じですが、あまりいい感じはしません。1955年からは全体のエネルギーが下降しています。1958年、体調不良により相次ぐ公演の中止で「ファンへの裏切り」と非難を浴び降板を余儀なくされました。

1960年はカラスの浮気も発覚します。その浮気相手と恋に落ち、離婚しますが1968年、その新恋人に恋人ができ、惜しくもその恋人と結婚してしまいます。その時のカラスの年運は「害」2つで、まさに病むときでした。そのショックで翌年なんと自殺未遂を図ります。エネルギーも低下していて、まだ「害」を引きずっていたのでしょう。

亡くなったのは1977年。53歳という若すぎる死でした。エネルギーがごちゃごちゃとして、非常に葛藤の多い、生きにくいときです。

オペラでは完全を目指し、完璧な実力で世界を圧倒したマリアカラス。そしてひとりの女性として、恋をし、タブーも犯し、苦しみも味わいました。しかしそんな波乱万丈なカラスの歌は今でも人々のこころを感動させる力があります。

一人の女性の宿命を、情熱的にまっとうした人だったのだと思います。