非凡な激動の人生の星(塚本晋也さん)

 塚本晋也さん(映画監督、俳優、他)

25 13 36 午未 石門星 天馳星
司禄星 司禄星 禄存星
天報星 龍高星 天報星

今日の誕生日鑑定1/1は塚本晋也さんです。今日は2016年初鑑定となりますね。今年もよろしくお願いします。塚本さんは自ら、製作から監督、脚本、撮影、美術、編集、主演までこなす映画監督です。世界中に塚本さんフリークの映像作家がいるほどの多大な影響力を持つ人です。宿命からは見えてくるでしょうか?

塚本フリークという言葉があるとおり、宿命自体が異様な空気を醸しています。戊子、己亥は異常干支で、エネルギーの偏り方も尋常ではなく、この偏りには、平凡に生きてはいけない業が垣間見れます。特異な才能に気づき、その道で生きていくための、人生です。右向け右ではいけません。右という感覚すらないような人です。自分だけの世界観を作る必要があります。

平凡に生きてはいけませんので、平凡とは無縁の表現作品を監督はたくさん世に出されています。

戊子は何度も出てきました、生まれつきの強運を持つ干支です。独立心、意志が強く、激しい感情を持っています。変化質を本質的に持ち、不安定なところも秘めています。技芸に優れ、霊感を呼ぶこともあります。丙子も不安定な干支で、気まぐれで変化体質の天報星を2つも持ちますから、かなり流動的でスピードの早い世界が生きる場所になるでしょう。常に変化があり、激動の人生でないと落ち着きません。

次から次へ新しいアイディアが出てきて、それを動きながら忙しく消化し、世に贈る感じです。常に動乱期のような不安定でリスキーな流れのある世界観です。

極端なのは、異常干支に偏っているだけでなく、禄存星と司禄星(理解・引力)の数値だけで全体の71パーセントを占めています。かなり前のめりの人生で、自分がやりたいと思ったら、歯止めがききません。自分が求めるものに関しては圧倒的な行動力と積極性で世界と関わっていく人です。塚本さんの禄存星と司禄星は、奥さんの星も意味します。配偶者は塚本さんを支える大事な大事な存在。妻の影響も非常に受けます。家庭生活が不安定になると、塚本さん自身もかなり揺らぎます。内側の世界が安定していることがかなり大切になります。

そして自我がかなり弱い。これもいざという時に、捨て身の行動力が出て人々をあっと言わせてしまう人です。自我が強く入り込まない分、いろんな人、ものを自分に取り入れることができます。柔軟な脳を持っています。

芸術家には腐るほどある表現の星もありません。(調舒星、鳳閣星)。このエネルギーの感じは誰かに似ているなとおもいましたが、先日やった歌手の高橋優さんと似ていますね。戊子も一緒です。私はやはり変わり者が好きなのでしょうか。表現の星がない表現者も何人か見てきました。個人感情が邪魔をしない自己完結型の、依存を嫌うタイプで、外からは何を考えているかわかりませんが、愚痴を嫌い、感情的ではないぶんさわやかで好印象を与える人物です。自分の感情より、他人の感情表現に鋭く、他人への理解力も強いので、自分以外の人を表現していく人としては素晴らしい才能になるでしょう。塚本さんは役者もご自身でされていますが、この表現の星がないことは非常に役立ちます。自分の感情が出ないので、すんなり役に溶け込むことができるのです。自分を消して、違う人物になるというのは、塚本さんは非常に自然な行為となるでしょう。

運勢は初句日座天中殺で20年の大天でスタートです。(移動条件で3旬からの強運圏です)この初句の大運天中殺は、肉体は家系から離れられず、精神のみ離脱が起こり、学問、芸術の世界で一芸に秀でるようになります。いわゆる天才的な才能を示すこともあり、塚本さんは中学時代から自主映画を作り始めたそうで早い才能開花となりました。そこから日本大学芸術学部美術学科で学ぶ傍ら、演劇に惹かれて仲間と演劇活動をし、幾度か公演を行われていました。

作品としては1989年、『鉄男』が、ローマ国際ファンタスティック映画祭のグランプリを受賞します。一般公開1作目にして国際的評価を獲得し、後の海外映画祭における多数の新世代の日本映画評価への先鋒となりました。この時仕事年運「納音」。誰もが30年目に迎える「納音」は、今までの仕事、生き方を振り返り新しい人生、仕事への関わり方について真剣に考えるときです。塚本さんはこの年見事に世界的に評価され、今後の映画人生の血肉になりました。

2008年からもまた、20年の大運天中殺の強運圏内に入っています。この時期の大天は、天中殺突入時に大事な人との死別を経験すると陽転になります。塚本さんは2010年にお母様を亡くされています。そのお母様を看病していた頃、塚本さんのお子さんが生まれたそうです。

2012年にもお父様を亡くされており、それまでの期間は大切な命に付き添われた数年間でした。

この大運天中殺が陽転すると、死別した人の代わりを生きるようになり、自分の人生はいったん終わって誰かの為に、20年間を休みなく生きるようになります。それが、ご両親の代わりの人生なのかはわかりませんが、新しい年輪に変わったことは確かでしょう。

そして、悲しみと苦悩の中からまったく異なった精神世界が明けてきます。これは、塚本作品にまた新たな夜明けがやってくる兆候ともいえます、鳥肌が立ちますね。実際2008年からの10年は、心も結果も「害」で、ストレスの多いときです。仕事は「半会」ですから、仕事に生きる姿勢で救われるものがあるでしょうが、どうも気持ち自体はスッキリせず、混沌としたものを抱えている感じではあります・・・。

しかしこの葛藤と混沌こそが、塚本さんの作品のエネルギーに変わり、そして世界中の人々に影響力を与え、共鳴し、いろんな命が交錯するこの世界を美しく彩っていくのでしょう。

「害」という運勢は簡単に言ってしまえば「悪い時」で片付けられるかもしれません。しかし、「害」だからこそ、感じれるもの、表現できること、勉強できることがたくさんあるのです。それをしっかり今のチャンスに学び取りなさいよ、と宿命は叫んでいるのです。

すべての運勢は自分にとって必要なのです。そこからどんな素晴らしい人生の魔法を学べるかは、すべてジブン自身なのです。

塚本さんの今後のご活躍をこれからも期待しています。