表現力と子供を求める星(北川悦吏子さん)

北川悦吏子さん(脚本家、映画監督、エッセイスト)

28 37 38 午未 貫索星 天印星
禄存星 鳳閣星 龍高星
天馳星 石門星 天貴星

今日の誕生日鑑定は北川悦吏子さんです。たくさんのTVドラマの脚本を手がけられており、どれもヒットされ誰もが一度は見たことがあるでしょう。あすなろ白書、ロングバケーション、愛しているといってくれ、など王道の恋愛帝王となりました。「恋愛の神様」とも呼ばれた脚本家の宿命に迫ります。

特徴は、エネルギーの偏りと、表現力の高さです。鳳閣星の数値が高い割合を占めていて、何かを伝達・表現せずにはいられない人です。北川さんは「脚本」を通してたくさんのメッセージを伝えています。客観性が高く人を見る目があります。いつも人を観察していて俯瞰で物事をみているような視線です。世界と自分とは距離感があって、脚本、物語を書くことでその距離・違和感を埋めようとします。

辛卯はお人好しのいい人です。心優しく穏やかで愛情にあふれています。誰にでも親切で、人を惹きつける魅力もあるので人からも慕われます。早い自立で自分で自分の流れを作ることが運命づけられています。愛情が大事な宿命で、それが「恋愛の神様」となるゆえんでしょう。

自我もしっかりとあり、自分がしたい仕事へのこだわりが強く、やりたくない仕事を我慢してまではできません。やりたいことに向かって進んでいく人です。気持ちは前のめりになって、ほしいものを掴んでいく人生です。規制や束縛を嫌い、自由な環境が必要になります。天馳星もありますから、不安定ですが、自由への気持ちは高まるでしょう。

面白い作品を生み出すための構造といえば、激しい激突となる鳳閣星と龍高星の組み合わせでしょう。火花が散る組み合わせで、内面の葛藤が激しくなり、それが新しい創造力につながります。そして出力過多。何かを表現するために生まれてきたかのように高い表現数値です。

北川さんの雰囲気は愛らしく、年齢を感じさせない少女の雰囲気がまだ残っていて、可愛らしい方だなと感じました。これは、エネルギーによく現れていて、天印星→赤ちゃんの星、愛される受身エネルギー。天貴星→少女のエネルギー。真面目で習得能力が高い。天馳星→宇宙を巡る自由なパワーのエネルギーです。心はいつまでも少女のままなんだと思います。可愛らしい方。だからこそ、恋愛のお話がいつまでも出てくるのでしょう。

そんな北川さん、国が指定する難病である「炎症性腸疾患」を患われていることを告白されました。1999年の夏見つかり、ほどなく倒れ、闘病生活をされていたそうです。1999年は自分のエネルギーが一気に下降していて、要注意の時でした。もともと腎臓に持病があり、16歳のとき医師から「子どもは産めない」と言われていたようです。けれど93年に結婚して、97年に思いがけず妊娠、娘さんを出産されます。93年、大運の家庭は「同」で、新しい環境出現の時でした。97年、ここは家庭「害」の大運で、何かが病むおそれがあるときです。

北川さんは「出産の負担が大きかったのかもしれませんが、産んでよかったと心から思っています。闘病生活は十余年に及びました。なんとか工夫して連ドラを書き続けましたが、痛みがひどい時は、時間の経過すらわからなくなる。 さまざまな薬や、新薬も試し、再燃と寛解を繰り返しました。2010年6月にこの病気の最終手段とされる大腸全摘のオペをして、ようやく症状が落ち着きました。ただ、その後も、全くトラブルがないとは言えず、そうこうしているうちに、今度は突然、左耳が聞こえなくなりました。診断は「聴神経腫瘍」。良性の脳腫瘍が聴神経を圧迫し、症状を引き起こしたのです。いまも左耳は聞こえないまま、耳鳴りがしています。潮騒みたいな音だったり、ザリガニがバケツの底をガサガサ這っているような音だったり……。左耳は完全失聴して、もう、聞こえるようになることはありません。」

と、おっしゃっています。かなり大変な闘病生活をされていたようです。特に2005年からの10年は分散していた気のエネルギーが凝り固まる時で、伸び伸びしていた運勢が一気に凝縮して、葛藤が増えます。その上、難病ですから、ストレスは本当に激しいものだったでしょう。

それでも、娘さんを授かったことは北川さんにとって心の救いになったでしょう。子供を産めないと医師に告げられていた北川さんのお腹に命が宿ったことは、運命のように感じます。北川さんの宿命には子供がいます。子供を求める北川さんの本能を強く感じます。

北川さんはおっしゃっています。

「愚痴ってばかりでは、本当に、人生はつまらない。人生が死んでしまいます。自分の書いた作品の登場人物たちに、教えられ、励まされます。」と。

本当に辛い経験をされたのに、ここまでの言葉が言えるのはすごいことだと思います。愚痴が出るのが普通ですから・・・。自分の書いた登場人物=子供たちに救われる。

やはり出力過多の人の運命です、子供がとても大事なんです。北川さんが描いた人物も、北川さんの子供なのです。北川さんはたくさんの子供たちに支えられて、今日もたくましく生きていかれているのです。