異彩の映画の星(ジャン=リュック・ゴダールさん)

ジャン=リュック・ゴダールさん(映画監督ほか)

24 24 7 午未 司禄星 天禄星
牽牛星 牽牛星 貫索星
天報星 貫索星 天報星

※律音、生年中殺

今日は誕生日ではないですが、12月3日の誕生日鑑定の番外編でフランスの映画監督ゴダールさんの宿命を見てみます。映画界の異彩を放つ独特の美意識、視点を持つゴダールさんについて興味がありました。映画の作り方など専門知識はないのですが、算命学的視点でゴダールさんを解剖してみます。

最大霊感系異常干支の丁亥が2つの律音はそれだけで強烈です。普通ではない、なにか恐ろしいものを感じます。写真家や映像作家、芸術家はよく持つ才能干支で、これがダブルですから相当直感力を持つ鋭い人でしょう。そして宿命中殺。不安定要素も揃っています。中殺された貫索星は自我中殺となり確固たる自分がなんなのか迷走現象が起きます。自己コントロールが難しい中殺で、若年期は自分の存在とはなにか自問自答し、迷いが多くなるでしょう。根底にあるのは「頑固」さです。何かに対し、異常なこだわりを見せることがあります。司禄星も中殺され、積み上げたものを維持できない業があります。積み上げては崩し、積み上げては崩すといったことが人生に起こります。天禄星中殺は大胆な冒険心です。衝動的行動が増えます。天報星も2つあり、変化に富んだ激しい人生の暗示です。宿命全てに不安定さと、多様さを感じます。

それでなくても、火性の人は潜在的に不安定さがあります。先見性がありすぎるため、先を行き過ぎ周りとのギャップに苦しむこともあります。ゴダールさんは先を行き過ぎる感じがよく表れています。

この中殺を選んだ理由は、きっと精神を鍛錬して人々が思いもつかないような発想を得て、それを映画に具現化するためでもあり、平凡な家庭も人生も望まず、試行錯誤を繰り返しながら、尋常でない作品を世に贈りたいからでしょうか。自由に仕事をしたい、という思いは根底にあります。

自我もしっかりあり、エネルギーバランスもとれています。これが救いですね・・・。元々が不安定すぎますから。貫索星+牽牛星の組み合わせは目標を持つと、それを成り遂げるために長時間に渡り努力できます。目的に対する執念が強すぎるため、それが打算的に見えることもあります。映画の撮影は長期になるでしょうから、この「執念」が映画を撮る上では大事なのでしょう。

ゴダールさんの牽牛星は、王様に仕え完璧な仕事をこなす役割意識の牽牛星と違い、自分流の自己満足、自尊心です。ここは、表面的な牽牛星の解釈と違うところです。自己犠牲的な美意識をもち、美しい世界へ逃避する本能があります。ここに、ゴダールさんの表現の原点がありそうです。自分のあり方を「美」に昇華する生き方が完全な自己形成に繋がる牽牛星ですから、まさにといったところです。

「自分」の独自世界と「美意識」での自己形成がゴダールさんの本性といえそうです。

まさに芸術家といったところですね・・・。

批評家としてのデビューは1950年です。この時仕事の年運は「大半会」。大きく盛り上がるときでした。その後1952年から大運の仕事も「大半会」となり、大いに盛り上がるとき。活躍の兆しです。

最初の結婚は1961年、女優のアンナ・カリーナとでした。大運ギリギリ家庭「合」でしたが、運気がガタガタ揺れ動く要注意の「接運」の時の重大な決断。やはり運気の荒れに逆らえず、1965年に、結婚生活4年で離婚しています。この時家庭「冲」で何か変化が起こりそうな時でした。次の結婚は女優アンヌ・ヴィアゼムスキーと1967年に。この時はリスクの高い年運天中殺。しかも年運に「大半会」が2つ来ていて気持ちが膨らみすぎて危険な時。大運も2つ「半会」で、盛り上がりすぎて破裂寸前の運気でした。結局1979年の年運天中殺時に離婚しています。天中殺で始まったものは天中殺で終わる。まさにシナリオ通りです。さすが映画監督ですね、自分の人生のシナリオも中々忠実です。そしてこの1979年、製作会社「JLGフィルム」を設立しています。天中殺に会社設立とは、中々危険なことをする人ですね。しかしこの会社も1998年まで。この時既に大運天中殺に入っており、普通でない宿命の人に普通でない運気が回ってきています。

1971年、バイク事故にあっています。この時の運勢も接運。どうも節運や天中殺に引っかかりやすい人みたいです。宿命中殺や異常干支をもち、ただでさえ過敏ですから人1倍注意しなければならないのですが、、、普通に生活し、まんまと引っかかってしまうようです。

そんなゴダールさんも現在御年85歳。算命学の大運では最期の節に入っています。大運は「害」2つで、去年今年は天中殺でしたから、お体が心配です。しかしまだまだゴダールさんの「美」への追求は終わりません。

今後もゴダールさんの作品を見守っていきたいと感じます。