玉堂星を超えた星(坂本龍一さん)

59 38 28 子丑 玉堂星 天極星
司禄星 玉堂星 調舒星
天南星 玉堂星 天堂星

※生月中殺

今日の誕生日鑑定は坂本龍一さんです。今日は1/17誕生日の坂本龍一さんです。言うまでもありませんが、世界的に活動している日本人ミュージシャンであり、非常に幅広い音楽性で多彩な作品を生みだされています。公私ともに激動の人生をたどられている坂本さんの宿命の旋律はどのように響いているのでしょうか?


まず宿命を見る前にその人の人となりを知って、全体像をイメージしていくのですが、陽占などの星はなんとなく浮かんできます。坂本龍一さんを感じて、出てきた星は「玉堂星」と「調舒星」でした。

すると見事に・・・・綺麗に玉堂星が縦一列並んでいます。見事に玉堂星を活かした生き方をされています。ただこの玉堂星はおとなしく言いなりになる玉堂星ではありません。坂本さんは生月中殺、よって3つのうち2つの玉堂星は中殺を受け正当な学問を身に付けるエネルギーが反転しアウトサイダー的思想を生み、誰も思いつかないような奇抜なアイディアで人を驚かせるようになります。ただの玉堂星ではありません。この玉堂星中殺は新しい発想が必要な世界に生きる人が持つと水を得た魚のように生かせます。ミュージシャンでも、芸術家でも切れた人が持つ星です。

そして学習能力、習得能力は抜群で、誰も追いつけないでしょう。坂本さんは3歳からピアノを始め、作曲は東京藝術大学教授の松本民之助に師事し10歳で学び始めたといいます。

この早い才能開花と音楽への道も「玉堂星3つ」の引力でしょう・・・。

壬戌はきちんとした勉強をしなくても見聞きしたものはすべて吸収して覚えるという能力のある干支です。多芸多才のロマンティストで落ち着きがあり、あまり細かいことは気にしません。勘がよく、人の心を見抜く力もあります。

どんな世界でも頭角を現す強さがあります。目的に向かっているときは若々しく全精力を傾けます。自分を律する落ち着きがあり、人間関係も広い範囲で持つことができます。そして一歩下がって人を支えるような役割、よきアドバイザーとしての役割、指導性も持っています。

この壬戌という干支と玉堂星3つが絡めば、誰にも負けない学習能力、吸収力のある人になれるに間違いありません。

仕事面では調舒星も大事です。坂本さんの調舒星は傷つきやすくささいなことにも感情が揺れ動きます、表現力が凝縮され感性も直感的、霊感的に動きます。言いたいことがうまく言えない=からこそ、音楽、芸術という表現が必要になってくるのです。

そして中殺された天堂星。これは落ち着いたエネルギーが中殺を受け、精神的に不安定になります。何をやっても満たされない気持ちを抱えます。物事に過敏に反応する神経質な部分もあります。よほど精神性を高めないと、コントロールが難しいものです。心は常に空洞で、その空洞を埋めるために、表現が欠かせませんし、一度満たされても、また新しい夜明けを見ないと心はいつまでたっても満たされません。

満たされない心がたくさんの音楽を生み、坂本さんを作っていったのだと思います。

私生活ではなんとお子さんが4人。歌手としても有名な娘さん(坂本美雨さん)の他に3人です。美雨さんは矢野顕子さんとのお子さんになりますが、美雨さんの前に学生時代にも坂本さんは結婚しており美雨さんは次女となるそうです。(矢野顕子さんとはお互いバツイチ婚だったそうです)

矢野さんとの結婚は1979年。大運家庭「同」で新しい居場所出現の時でした。しかし1990年から活動の拠点をニューヨークに移します。そこで別の女性と暮らし始めたそうです。このときの大運は仕事「冲」で変化が起きるとき。家庭「害」で矢野さんとの結婚生活が病む流れとなりました。しかしその時矢野さんと離婚されてないのに違う女性との間に男児をもうけたというのがすごい話です。矢野さんとの離婚は2006年。節運で大運の流れが新しく変わった時でした。

坂本さんは六親図で見ても異性干の乱れはなく目立った波乱要素もないのですが、壬戌自体、家庭に途中変化の可能性がある干支で安泰とは言い切れないものです。やはりニューヨークに活動の拠点をうつされたことが大きな変化になり家庭存続の危機にもなったのでしょう。

そんな坂本さん、初句大運天中殺で強運スタート。そして才能天賦もあり、長きに渡る活躍が期待できる宿命です。早い才能開花の人らしく仕事面では散法が目立たず社会で評価されるにふさわしい人生となります。

2014年中咽頭癌であることを発表され療養されました。年運心「害」と接運が重なったときです。特に2006年から20年間はのびのびとしたエネルギーが硬く凝縮してストレスが増え葛藤する時期となっています。精神的な疲労、肉体疲労もこの時期に陥りやすくなり要注意の時期となります。

2015年、映画「母と暮せば」の音楽で仕事復帰されましたが、2015年も接運で運気が不安定でまだまだ注意が必要な時期です。今年2016年から大運の流れが変わって心「害」がきておりまだまだ無理は禁物です。仕事は「破」で葛藤がありながらも、また新しい坂本龍一さんの世界が生まれてくるでしょう。

晩年の星は「天南星」ですから、まだまだ若い気持ちでエネルギッシュに社会と向き合うこととなります。この10年はある意味試練のときかもしれませんが、これを超えるとまたまったく新しい純粋な坂本さんの人生の旋律が生まれてくることと思います。