慈悲深いボクサーの星(ヘンリー・アームストロングさん)

ヘンリー・アームストロングさん(ボクサー)

59 49 49 子丑 貫索星 天将星
玉堂星 石門星 石門星
天南星 貫索星 天将星

※律音 生年中殺 生月中殺

今日の誕生日鑑定12月12日はヘンリーアームストロングさんです。

元世界フェザー級、ライト級、ウェルター級チャンピオン。
身長わずか166cmの身体でフェザー級、ライト級、ウェルター級の三冠を手にした、史上唯一の三階級同時制覇者。ウェルター級王座は同級史上最多の19度防衛を達成しているという偉業を持つ選手です。

1912年12月12日・・・。12が並ぶこの日に生を受けた彼のノックアウトしそうな尋常でない宿命に迫ります。

非常に強烈な宿命です。昨日の原由子さんに続き、激しい自我強で天将星が2つ並ぶ最身強。毎日鑑定していると、宿命にも同じような流れがあり、引き継いでいくドラマを感じます。。。

宿命だけでもう普通の人でない感じはかなり漂っています。

壬戌はきちんとした勉強をしなくても見聞きしたものはすべて吸収して覚えるという能力があります。ロマンティストで、勘が良く、人の心を見抜く力もあります。どんな世界でも頭角を現す強さがあり、目的に向かっているときは若々しく全精力を傾けます。

2つある壬子は激しく周りを巻き込む荒海で、スケールと自我が特徴です。「水」のエネルギーがものすごく、自分自身の中で煮えたぎっています。爆発しそうな海のうねりをなんとかバランスをとって、抑えている状況です。

律音の生年生月中殺も非常に珍しく、真っ直ぐで純粋な本質があり、一途。心の綺麗な人だと思います。殆どの星(玉堂星以外)は中殺され、揺らぎます。中殺される星は石門星2つと、貫索星2つ。完全なる自我中殺です。これだけ勢いのある圧倒的自我が中殺されると、定まった自我が危うくなり、自分というものと世界との距離が不明確になって、生きているだけで苦しみを味わうでしょう。最強パワーの天将星も2つも中殺されますから、かなり偏った人生になります。自分も自分の周りの人も変化の多い人生になります。

気は殆ど自我で形成されています。(約80%)圧倒的自我。しかも中殺を受けて方向感のない自我。危険な自我です。

ボクサーというと、闘い=星のイメージで言うと車騎星なんかがイメージに合う星ですが、ヘンリーさんは、車騎星の数値はかなり低いです。そして、自我が少ない人も捨て身で、ボクサーという感じがしますが、ヘンリーさんは真逆の異常自我。そこでわかるのは、ヘンリーさんは自分自身の自我との闘いをボクサーに昇華されてきたのではないかということです。そして彼は表現の星を持っていません。生み出す星がないことの意味は、人に依存せず、個人感情を表に出さないことです。その、行き場のない感情をボクシングにぶつける。そして、空っぽになる。この「空っぽ」になる感じが、圧倒的自我を少しでも抑制できる瞬間なのでしょう、だから、ボクシングに賭けれた。それはあるのだと思います。


彼は貧しい労働者の15人兄弟の11番目の子として生まれたそうです。六親図で見ると、両親は命式にあり、中殺されていませんでしたが、幼時に父母を失い、祖母に育てられたとあります。確かに祖母は自分を支える大事な存在です。中殺を受ける人物は兄弟です。中殺は偏りです。兄弟が15人ですから、この偏りは宿命通りになります。

運勢は、初句大運天中殺の大運仕事「合」で、早いチャンスを掴めるスタートです。自分は非常に強く、結果を出せるときです。

そしてたくさんの試合で驚異的な結果をだしました。そんな彼は引退後、アルコール使用障害に陥ってしまいます。しかしなんと一念発起し1951年にバプティスト派の牧師になります。恵まれない子供たちのために施設を設立し、現在基金は孫に引き継がれているそうです。ボクサー→牧師。「僕/自我」から逃れられないヘンリーさん・・・・。冗談のようになってしまいましたが。

その転身は子丑生年生月中殺、律音、自我中殺の偏った宿命の為せる、天職でありましょう。

牧師になられた翌年の1952年、年運は仕事、心「大半会」に、家庭「納音」で、何かが大きく変わるとき。大きく変わりすぎましたが、ドラマティックな人生の変化でした。

壬戌は、途中で環境や生き方ががらりと変わる可能性があります。ボクサーから牧師への転身はまさに壬戌の生き方なのでしょう。

若い頃はありあまる自我を持て余し、コントロールが苦しい現実だったのが、ボクシングに打ち込むことで、だんだんと強烈な「自我」を打ち砕き、我欲の薄れた純粋な奉仕の世界へと導かれて行かれたのでしょう。

これだけ自我が強いと、通常は自分のことだけでいっぱいいっぱいになり、我欲を満たす人生に陥りがちですが、中殺を受け、淡々と生きるコツを身につけた場合、世のため人のためにその自我を使うようになります。それをやってのけたのが、ヘンリーさんです。宿命中殺者は、自分のためにと我欲ばかり求めると裏目に出ます、世のため人のためになることが役割です。それが出来る人ですから、その才能が与えられているのだと思います。

詳しい性格の記述等はありませんでしたが、非常に興味深い人物でした。生年生月中殺らしい生き方を垣間見れた感じがします。