強烈な調舒星の星(ジム・モリソンさん)

ジム・モリソンさん(ミュージシャン、詩人)

37 1 20 辰巳 調舒星 天南星
調舒星 調舒星 牽牛星
天極星 禄存星 天極星

今日の誕生日鑑定12月8日はジムモリソンさんです。彼はアメリカの伝説的ロックバンド、ドアーズのヴォーカルでした。バンド活動と別に詩人としても活動しました。薬物の過剰摂取や多量の飲酒で、精神的にもかなり不安定でした。27歳という若さで亡くなった若きロックアーティストの宿命のドアを開いてみます。

かなり特徴的な宿命です。宿命だけ見ても、ジムモリソンがずっとアルコール中毒だったこと、精神不安定だったこと、感受性が強すぎることが手に取るようにわかります。これは、ジムモリソンの宿命ですね、と、当てることができる宿命です。

精神的不安定要素が多すぎます。27歳で亡くなった若きミュージシャンはこのパターンが多いです。(ジミヘンドリックス、ジャニスジョップリン、カートコバーン、、、日本では尾崎豊ですね)

庚子は、異常干支。心配性で取り越し苦労が多く、生活もどこか落ち着きません。想像力あるも現実離れし目先のことをないがしろにします。若くして老成し、社会の重荷を背負うことに恐れを感じたりする。この文言は非常によくジムモリソンを表しているな、と思います。この干支は精神的な不安定さを日常的に抱えています。感情の流れ着く場所が大事です。表現することで不安定さから逃れられます。彼でいうと、「音楽」であり、「詩」であり、うまくいかないときは、「酒」であり、「薬物」でした。

そしてなんといっても強烈なのは調舒星の異様な数値です。53%。半分を調舒星で占めているような数値です。神経過敏さは凄まじく、彼にしか感じられない世界、痛みがダークな闇を持って揺らいでいる感じです。しかも宿命に「害」2つ。これも神経過敏、感受性が強くなり、傷つきやすい脆い面が出ます。それだけでも大変なのに、天極星が2つ。これも霊感能力的な、過敏な星です。害に似たところが有り、色んなもの、現象が分別なく自分に入ってきます。それを抑制できませんから、コントロール不能になり、普通の生活を送っているだけで精神が疲弊しそうです。調舒星3つは「鬼仏同宮」という一人の人間の中に鬼と仏が存在する意味を持ち、奥ぶかさ、難しさがあります。

調舒星過多+害2つ+天極星2つ→精神世界、芸術への偏りなくしては生きていけないほど過敏です。

反骨精神も高く、かなり気難しい性格で、独自なものを生み出していないと、居場所を作れないでしょう。

彼は27歳の若さでこの世を去ったのですが、「死」についての言葉をかなり残していました。

●以下ジムの言葉より●

未来のことはわからない。でも終わりはいつでもすぐそこにある
The future’s uncertain and the end is always near

飛行機事故で死んだって別にかまわない。むしろいい死に方だ。眠ったまま死んだり、年老いて死んだり、OD(オーバードーズ)で死んだりするのはごめんだ。僕は死を感じたい。舌で、耳で、鼻で感じたい。死はたった1度しか起こらない。それを逃したくはない
I wouldn’t mind dying in a plane crash. It’d be a good way to go. I don’t want to die in my sleep, or of old age, or OD…I want to feel what it’s like. I want to taste it, hear it, smell it. Death is only going to happen to you once; I don’t want to miss it

愛は君を運命から救うことはできない
Love cannot save you from your own fate

人は苦痛よりも死を恐れる。死を恐れるなんておかしなことだ。死ぬことよりも、生きることのほうが痛みを伴う。死の瞬間には、苦痛は終わっている。そう、死は友達なんだよ
People fear death even more than pain. It’s strange that they fear death. Life hurts a lot more than death. At the point of death, the pain is over. Yeah, I guess it is a friend

以上

彼のすべてが明らかに「生」より「死」に向かっています。それが彼にとって当たり前の世界。死が誰よりも身近で、「友達」にすら感じるのですから。

宿命的にも、ジムは人間というより、「魂」のかたまりがゆらゆら浮かんでいるような存在に感じます。だからありとあらゆるものに逃げて、苦しみから解放されたかったのでしょう。

ロックミュージシャンは自我が薄く、捨て身の行動が取れる人が多いですがやはりジムにも殆ど自我がありません。あるのは鋭く激しい個人感情の行き場のない、流出だけ。闇雲に感情が轟く不安定な世界で彼はずっと生きていたのでしょう。行き場のなさが音楽表現につながるのは、多くのミュージシャンに当てはまります。

しかし、ジムの場合は、不安定要素だけで構成されているような宿命で、なぜ、生まれてくる日をわざわざこんな大変な日に選んでしまったのか?そこが追求点です。

何かを表現せずには生きていられない葛藤と精神の焦燥感はいたく感じます。誰よりも敏感にこの世界を感じたかった。そして、誰よりも本当のことを伝えたかった。誰よりも「死」を身近に感じ、「芸術」に傾斜することでそこから救える人を救いたかった。

事実、彼は米ローリング・ストーン誌の選ぶ「史上最も偉大なシンガー100人」において第47位。
英Q誌の選ぶ「史上最も偉大なシンガー100人」において第40位。と実力も認められ、世界中の人に影響を与えました。

運勢的には、1963年、ジムが20歳になるまでの多感な時期、調舒星数値が異常に膨れていて、これは、かなり神経過敏でデリケートな子供だったでしょう。音楽や詩世界に興味をもつことは自然なことです。活動期間は1965-1971。(ジムは1971年に死去)たった6年です。この時は、幼少時の激しい調舒星の数値は半減し、石門星の数値が上がり、仲間と協力して(バンド)自分が活躍しやすい時でした。まさに石門星を活かした時代でした。しかし死は早すぎます。波乱万丈な宿命ですが、死後1974年からの10年大運は「半会」と「大半会」が来ていて、気持ちも盛り上がるところだったのですが。。。残念です。

しかし彼が言いたかったこと、彼の心の叫びは世界中のファンに届いています。

ドアーズというバンド名はここから引用されたものでした。

「知覚の扉」もし知覚の扉が浄化されるならば、全ての物は人間にとってありのままに現れ、無限に見える。If the doors of perception were cleansed, everything would appear to man as it truly is, infinite.