天性の技芸の星(香川照之さん)

香川照之さん(俳優、歌舞伎役者)

32 25 42 辰巳 貫索星 天恍星
鳳閣星 龍高星 司禄星
天印星 司禄星 天胡星

※生年中殺

今日ではなく一昨日の誕生日ですが12月7日、香川照之さんを鑑定します。歌舞伎役者の父を持ち、東大卒。エリートで個性的な深みのある役者である香川さんのイメージと、宿命がどんな音を奏でているのか覗いてみましょう。

生年中殺は世襲の世界では多いことです。中殺されるのは父と妻。中殺を受けた人物は、関係に偏りが出ます。普通の関係でなくなり、執着気味になるか、まったく縁がなくなるか。香川さんの場合は、3歳の時両親が離婚され、母に引き取られました。父に中殺現象が起きています。お父様とは長きに渡る確執状態が続いていましたが、その間も父の舞台は見に行かれていたそうです。なぜなら父は宿命では香川さんのとなりの、一番近いところにいて、精神的に非常に重要な人物だったからです。離婚があっても、父の舞台を見に行く、香川少年の想いは、とても深かったのでしょう。

今では長男誕生の機会に関係も修復されたようです。

乙未は、「強い個性の持ち主ではない。人中ではひっそりと目立たないタイプ。理知的で我慢強く、自分の定めた目標に向かって黙々と努力を重ね、冷静に前進する。礼儀正しい律儀な面があり嫌われることはない。」とあります。本来の香川さんは堅実なお人柄なのでしょう。「深刻なヒツジ」という命名もあり、途中から精神世界への興味が入り込んできます。香川さんは2011年から歌舞伎界に進出しています。歌舞伎というある種の精神世界は、宿命に合った生き方に思えます。


戊子は何度か出てきましたが異常干支。目立つ人で強い運勢も与えられています。

俳優、歌舞伎など技芸で活かせる星は、夢とロマンを追う「天恍星」、ストイックな芸術の星「天胡星」、愛される「天印星」を持っており、芸能界では最適です。

ひとつひとつの演技にも細かく「美学」を持ち、完璧に役に入り込まれていかれる方だと思います。

そして宿命に高度な感性をもつ「害」と、龍高星と鳳閣星の激しい激突があります。穏やかではない一面も持ち、何かに打ち込む必要があります。俳優の世界では、この葛藤が演技力の深みになり、香川さんの味を引き立てているのでしょう。

若年期の天恍星は中殺され、かなり大人びた子供だったでしょう。若くして離郷運があり、夢が早くから目覚めるのも特徴です。貫索星中殺は自我中殺。若いときは人間関係で苦労します。司禄星中殺も積み上げたものを自分の元に残せない業があります。積み上げては、壊し、を繰り返し安住できない本能があります。そこで、「俳優」という職業は非常に有効になります。「俳優」という虚像の人物を生きる世界では、自我中殺の苦しさも味わう必要がないですし、淡々と人物に入り込むことができます。積み上げて壊す本能も、俳優の世界ならたくさんの人物になりきる変化には最適でしょう。

当たり前の世界を生きれない、生きたくない、という真理が根底にある宿命です。

デビューは1989年。年の天中殺の年で、仕事大運は「大半会」で、大きく盛り上がる時でした。2004年、、東京国際映画祭男優賞を受賞し、話題の人となります。この時も仕事大運「合刑」で、勢いのあるとき。仕事運勢は一生、安定していて、晩年まで活躍が期待できる人です。

今後も香川さんのご活躍を期待しています。