中殺を乗り越えた星(松本明子さん)

34 29 43 辰巳 石門星 天禄星
禄存星 龍高星 鳳閣星
天貴星 牽牛星 天堂星

※生月中殺 連唐干支

今日は誕生日鑑定ではありませんが、イレギュラーで松本明子さんを鑑定します。TVを見ていたら、人生を面白く語ってらっしゃったため宿命が気になり取り上げました。

松本さんはバラエティでの活躍で知られていますが元々はアイドル歌手としてデビューされています。アイドル当時色々と独特なキャラクターが災いし苦労を重ねたようです。本人は「良かれと思って」した行動が人にとっては迷惑行為だったり、余計なお世話だったり的外れだったようです。

この話を聞くなり、この人は宿命中殺か害を持っているかな~とおもいつつ、命式を出してみますと、見事に生月中殺。「良かれと思ってした行動が裏目に出る」とは、生月中殺の難しさをよく表した言葉だと思います。

アイドル時代寮で女子グループにいじめにあい、堂々と男風呂へ入っていたというぐらいですからかなりの異端児です。しかも16歳前後で成し得るというところが無鉄砲でなんとも変わっています。

松本さんは自分のことを「丙午だから」とおっしゃっていましたが、正確には「丁酉」です。丙午は生まれ年であって、ご自身を表す干支は「丁酉」になります。世間では生まれ年を軸に考えたりしていますが、大事なのは、「生まれ日」の干支になります。丙午年生まれといっても宿命の20パーセントぐらいしか影響しません。生まれ年が流行ると、本当は丙午生まれなのに、それを知らない方も結構いらっしゃると思いますね。

丁酉は先日やったたけしさんと一緒でした。繊細な神経を持っていてしかも度胸が良い人です。怖いもの知らずで無鉄砲。人と争いごとを起こすが基本的には人情家。頭の回転が早く目の前の苦難に対する対処も見事にやってのけます。一途にものを思い込み、他人を巻き込もうとするところがあります。
相手が自分の思い通りにいかないと気が済まず、一度味方になった人にはとことん尽くします。逆の場合は攻撃します。教養を積むと非常に個性的な存在になります。

「怖いもの知らずで無鉄砲」なんてところはピタリと当てはまりますね。

松本さんは月殺ですから色々と星の意味が反転します。この中殺を持ちますから、若くしてデビューしたものの、周りのみんなとなじめない、自分だけが浮いてしまう・・・のは宿命的にも致し方ないでしょう。この苦労を超えて、本当の自分に気づく必要があります。

龍高星中殺があり、人が考えもつかない奇抜なアイディアで周りをびっくりさせるようなことをしでかします。この中殺は破壊と創造を繰り返しますから、外から見ると本当に不安定で何をやっているのかわからない人に写ってしまいます。(特に若い時は)

松本さんは何度も自分のことを「自己中」と発言しています。この龍高星中殺は「自分勝手な世界」を持ちます。自分の世界しか存在しませんから、いい意味では天性の独立心を持った人となり、悪い意味では、人の立場を考えられない厄介者となります。若い時は特にこの龍高星中殺のマイナス面が顕著に出たのでしょう。

そして龍高星中殺は革新的な発想で常に現状打破を求めます。「電波少年」の企画などはかなり斬新でしたがこれも松本さんの才能を活かしたものだったのでしょう。

「自分の世界しか存在しない」からこそ堂々と男風呂にも入れるし、いじめにあってもへこたれない根性があったのだと思います。

牽牛星の中殺は、「王家の反逆児」と呼ばれていて、何かあれば突然反体制になります。家庭を作ることにも苦労がつきまとう中殺です。

天堂星中殺は精神状態が不安定になるのが特徴で、下がるべき時に出てしまったり、軽率な行動をとってしまいがちになります。一貫性のある行動もとれなくなり、傍から見ると、ハチャメチャな人にうつります。人間関係でも孤立しやすく、子供のような身勝手さも出てきます。

TVでおっしゃっていた松本さんの人生と宿命中殺が見事に一致しています。もちろん、中殺は食われるものではなく、超えていくものですから、常に苦労が伴い、自信も喪失しますし、自己嫌悪にも陥ります。

なぜかいつも人とズレていて、でもどうしてズレているのかわかりません。しかし、根は純粋でお人好し。誰よりも真剣な心をもっているのです。どこか味があって、魅力的で、なんとなく許せてしまう人なのかもしれません。

松本さんは自我も強く、自分のことを「強引すぎる」とおっしゃってましたがその通りです。今の旦那さんとは初対面で仮結納までしてしまったそうですから並大抵の強引ではありません。筋金入りの強引です。

自分の気持ちもガンガン外に出るので、自分を制御できません。

そして干合もあります。

22 41 43 午未 調舒星 天貴星
車騎星 貫索星 禄存星
天馳星 石門星 天南星

※生年中殺

この変身ではスピード感ある行動の車騎星、守りの自我である貫索星が出てきて中殺されていた心が安定してきます。瞬間芸でふらついた心がふと我に返るのでしょうか。

デビューは1983年。大運仕事「半会」でいい出だしです。1984年、放送禁止用語をラジオで発してしまい仕事が激減します。この時の仕事年運は「冲」で、変化の警鐘が鳴るときでした。若い頃は中殺に負け苦労されます。21歳からの仕事大運も「害」でまさにストレスがたまる時代を過ごされました。1989年~アイドルからバラエティに転身され、「害」のプラスを選択されます。害のときは、色々なことを受け入れたほうがいいのです。アイドルに固執するとどんどん病みます。しかし、バラエティという新しい方向性が向こうから来たのであれば、受け入れることで運が稼働します。

今年2016年は接運で運気が乱れるとき。大運最後の1年です。来年からは仕事大運「大半会」で、年運家庭「律音」ですから、新しい自分が生まれ、かつ、今から仕事での大活躍が期待できます。

しかも2017年からは自我も強くなっていて、主体的に人生を歩める時です。大半会なので、やはり行き過ぎはイエローカードになります。ここでは中殺をうまくコントロールしながら、これからまた更なる活躍をしていただきたいものです。