並外れた知性と爆発力をもつ星(三島由紀夫さん)

35 14 1 辰巳 車騎星 天報星
調舒星 司禄星 司禄星
天庫星 玉堂星 天印星

※連唐干支

今日の誕生日鑑定は三島由紀夫さんです。小説家・劇作家・随筆家・評論家・政治活動家等多岐に渡る文化活動を行ってこられました。戦後の日本文学界を代表する作家の一人でり、日本語の枠を超え、海外においても広く認められた作家です。45歳の時バルコニーでクーデターを促す演説をした後、割腹自殺を遂げ、世界中に衝撃が走りました。三島さんの宿命には何が隠されているのでしょうか。

戊戌は異常干支です。守りの本能が強く、頑固さが強調されると異常なほどに自我を通すとあります。何かに熱中すると一徹にそれを追求していくタイプです。一度決めたことを守り貫こうとする意思は堅く人生の成功を左右する程のものがあります。自分の思考、感性に見合った物だけが自分の世界になります。

頭の回転が早く、専門分野だけでなく万能的な器用さがあります。天庫星と玉堂星を持ち、学問への探究心が強く集中して取り込むことができます。事実三島さんは学習院高等科を首席で卒業後、東京大学法学部卒業というエリートコースをたどっています。インテリほど自説に固執し、変質執着をもつ危険性もあります。

エネルギーは柔和なイメージです。変化変転気まぐれで吸収力の高い天報星、愛らしい赤ちゃんのエネルギーで人を魅了する天印星、ひとつのことに深く集中してのめりこむ天庫星ですから強く激しい印象を与えません。

三島さんは幼少期に祖母夏子さんと中等科に入学するまで同居していました。三島さんは幼少期は夏子さんの絶対的な影響下に置かれていたそうで、両親から赤ちゃんであった三島さんを奪い自室で育て始め、母親の倭文重が授乳する際も、懐中時計で時間を計っていたそうです。そんな夏子さんの影響で小説家、劇作家としての素養を培ったといいます。

確かに六親図を見ると、祖母の影響が強いです。自分の直下と心の中に夏子さんがいます。夏子さんあっての小説家「三島由紀夫」誕生だったのだと思います。

宿命に連唐干支を持ち、普通の人では思いつかないようなアイディアがわくことがあります。調舒星の数値が高く、感性が良く感傷的な気持ちにもなりやすいナイーブな人でもあります。

三島さんの車騎星はある時期が来ると爆発的に闘争心が表出する意味をもちます。心の中にマグマを蓄積しているような期間があり、その気持ちは不安定に揺れ動き精神異常のような現れ方をします。突然爆発的な行動力を示します。爆発するチャンスがないと、本当の異常になることがあります。波乱に出会う宿業を持っています。最後の自決の際はこの普段穏やかな車騎星が爆発してしまったのでしょうか・・・。

運勢は初句に大半会が来ており元々の大運天中殺20年プラス20年の40年の強運を持ちます。亡くなった1970年はまさに大運天中殺の最中でした。プラス節運で心乱れる時でした。今、生きておられたら91歳。どこかで三島さんの言葉が聴こえる気がします。

それは、三島さんの文章の一語一語に秘められたほかに類をみない鮮烈な感性と、情熱がほとばしるから、今まさにその言葉は言霊として宙に舞っている気すら、してしまうのです。