不器用な青年の星(尾崎豊さん)

尾崎豊さん(シンガーソングライター)

24 24 42 午未 龍高星 天将星
牽牛星 牽牛星 石門星
天報星 貫索星 天報星

※律音



今日も続いて誕生日鑑定番外編です。11月29日誕生日の尾崎豊さんです。たまたま宿命を見てみると、先ほど鑑定したゴダールさんと異常な共通点がありました。この最大霊感異常干支律音の連続鑑定は、すこし怖いです。私はあくまでランダムに人物を選び、鑑定しているのですが・・・。丁亥の律音、何かありそうです・・・。陽占で出た星もほとんどゴタールさんにそっくりです。ピン!と来た2人が似たような宿命をもつ・・・。これは偶然にしてはすこし出来すぎています。

そんな尾崎豊さん、26歳という若すぎる死でしたが名曲は今でも歌い継がれています。

何度も出てきましたが、丁亥は最大霊感系異常干支で、感性が鋭く、気持ちがふらふらして葛藤が大きいのが特徴です。感受性の激しい感情人間で、マイペースに物事を進めるのがいいです。芸術家にも多く、感性で勝負できる世界なら◎です。これが、2つ。これだけでも不安定なのに、ゆらゆら行動に激しい変化が伴う天報星が2つ。これでは平常心など保ちにくくなります。

実際、尾崎さんは覚せい剤に手を染めたり、学生の時は喫煙、バイク、飲酒など、宿命に負けて自分をいじめて来られました。強烈な宿命をコントロールできないと、こういった不安定要素が重なり結果的に自滅に追い込んでしまいます。異常干支のマイナスの部分です。

才能干支があるから、ラッキー。というふうに簡単に出来ていません。それだけ本人にかかるリスクも大きいのです。

2つの牽牛星は、自分で自分を追い込んでいく不器用さが出ます。短気に行き場を求めて彷徨う闇雲が面があります。闘争心も旺盛。

音楽の才能としてはやはりかなり早くから芽が出ました。デビューは1983年。この時18歳で大運の仕事運は「大半会」に変わったばかりの盛り上がりでした。うまくチャンスを掴みました。翌年ライブ中7メートルの高さの照明台から飛び降り、左足を骨折します。このあたり、異常干支の不安定さを感じます。この時、自分のエネルギーはかなり下降しています。要注意の時でした。

20歳で迷走し、活動休止し単身ニューヨークに渡りますが、特に何も得られず、半年ですぐに帰国したようです。

その後、迷走した尾崎豊は1987年覚せい剤取締法違反により逮捕されています。(1988年釈放)この時も人生で一番エネルギーが下降しているときで、大運、年運合わせて「大半会」が3つも来ています。これは気持ちが膨れ上がってパンク寸前なのに、何も表現するものがないと、完全に生きる屍になってしまいます。相当葛藤の多いときで、覚せい剤に手を染めてしまいました・・・。

結婚はその後1988年。特に大きな運気の制約は受けていませんが、色々人生を急ぎ過ぎのように感じます。この地点でまだ23歳ですから・・・。彼にとって結婚して家庭をもつことは不安定さをカバーする安らげる場所だったとは思います。算命学では丁亥の異常性は母の存在、もしくは、配偶者の存在によって安定するようになっています。配偶者はとても大事です。これで尾崎さんの暴走リスクが一時的にも軽減できたのではないかと思います。子供にも恵まれ、普通の幸せも感じれたのではないでしょうか。

しかし、1991年の年末、母が急死という想像を絶する悲しみが彼を襲います。

この時、年運天中殺+接運でかなり消耗が激しくリスクの高いとき。自分(火)の力を消す(水)のエネルギーが異常に高くなりつつある時で、本当に自分が消されるリスクが目に見えます。平凡な日常を送っていたとしても、ただでさえ苦しい運気の時なのに、自分を支える「母」の急死は、彼の全てを狂わせてしまうほど、衝撃だったのではないかと思います。

その翌年、自宅から500メートル離れた民家の軒先に、全裸で傷だらけで倒れていたところを住人に発見されます。その後病院で手当を受けるも、死亡が確認されました。遺言は「僕、本当に勝てるかな」でした。

それは、最後まで、不安定な自分自身と葛藤し続け、闘い続けていた彼らしい言葉のようにも感じます。誰と闘うでも、何と闘うでもない。彼はただ、自分自身の弱い心と闘っていたのだと思います。しかし、勝てずに、覚せい剤や大量の酒に溺れ、自分自身を最期まで傷つけてしまった。

26歳は若すぎます。そして、人生をおってみても、本当に壊れたバイクで闇雲に走り回っている彼の姿を感じます。誰にも理解されずに、自分自身すらも理解できずに走り回る・・・。音楽という場所だけ、彼は本当の自分を出せた。しかし、最愛の母の死は、彼にとって受け入れることのできない衝撃だったでしょう。

今この世界に彼が生きているなら50歳。それでもまだ若いです。どんな歌を作っていたんでしょうか・・・。